再生医療等の安全性確保に特化

微生物迅速検査装置
徹底比較ガイド
最新版

検出時間
検出下限
生菌のみ
検出可能

こんなお悩みありませんか?

14日間の培養期間が長いため製品出荷前に無菌性を判断できない

業界の最新情報は知りたいが専門性が高く、情報収集が大変

いろいろな検査装置が
ありすぎてどれが自社に最適か
わからない

当サイトでは、そのようなお悩みを
全て解決します!

各検査装置が用いている
測定原理を徹底調査 することではじめて、 自社に最適な 微生物迅速検査装置
を選ぶことができます。
POINT

再生医療の安全性を確保する測定原理を
選ぶ3つのポイント

01

検査時間

前処理操作から検査結果が得られるまでの合計時間を確認することが重要です。製造工程における異常を迅速に検知することで、出荷判定の遅延や在庫の滞留、リワーク・保管コストの増加を抑制し、稼働率の向上など現場の課題解決につながるかを見極めましょう。
02

検出下限(LOD)と原理

対象とするサンプルの種類に対し、検査目的に合致した検出下限を満たすことができるか、日本薬局方参考情報収載やグローバルな信頼性のある認証を取得している原理であるかを確認しましょう。また、査察に対応できる機能(データインティグリティ対応等)を有しているかを確認しましょう。
03

生菌選択と回収

検出対象を生菌に限定できるか、検出後に生きたまま回収できるかを確認しましょう。死菌由来の遺伝子を拾わず、陽性時の同定・感受性試験や原因追跡を迅速化し、前培養の手戻りを減らせるかまで評価しましょう。
PICK UP!

『迅速法』とは?
従来の培養法との違いを徹底解説!

再生医療の実用化が進む今、無菌性をすばやく確認したいというニーズが急増しています。
しかし、従来の培養法による無菌性確認では14日間を要するため、現場では大きな課題となっています。

そのため、いまの微生物検査には
目的に応じて『迅速法を標準化する』ことが求められています。

迅速法 従来の培養法
メリット
メリット
  • 数分~数時間で判定、出荷リードタイムを大幅短縮
  • 製造工程中の異状を迅速に検知し、
    生産ロスを最小限に抑制
  • 一部の原理では検出した生菌の回収が可能
  • 公定法に準拠
  • 装置要件が比較的シンプルで初期投資が小さい
デメリット
デメリット
  • 初期費用・消耗品コストが発生
  • 採用する測定原理を正しく理解し、
    目的適合性を確認する必要がある
  • 判定まで最長14日で出荷遅延/在庫滞留が発生
  • 異状発生時の原因究明や安全性確認の検証に時間がかかる
  • 熟練度が必要とされ、検査員によるばらつきが生じやすい
特に再生医療の現場では
「検査の長時間化=リスク」であるため、
迅速法への切り替えが合理的。
続いて、従来の培養法と迅速法の各原理を
比較表を用いて、分かりやすく解説します。
COMPARISON

再生医療の安全性確保を目的とした
微生物迅速検査手法の比較!

再生医療の治療薬製造中間工程品である細胞培養液サンプルに対して、
従来の培養法と迅速法の検査法を徹底比較しました。

スクリーンショットで、画像を保存できます。
サイトに戻って、各サービスの詳細を確認してみましょう。

原理の比較

原理
従来培養法
新原理(AFI法)
ATP法
NAT法(PCR)
CO₂検出法
蛍光染色法
マイクロ
コロニー法
固相サイト
メトリー
サマリ
規格準拠で高感度、判定に14日以上。
生菌のみを1時間以内に直接検出・生菌のまま回収も可能
ATPを即時測定、微生物選択には前培養2日
遺伝子増幅で超高感度、ただし生菌判定は前培養2日
CO₂で生育を可視化、遅成長菌は判定に最長5日
蛍光で生死を判別、ろ過困難サンプルは非対応
初期コロニーで早期判定、遅増殖菌は短縮困難
微粒子混在のためろ過できずに測定不可

簡便性

検出時間
要チェック
14日間
1時間以内
(前培養不要)
48時間以上
(前培養時間含む)
48時間以上
(前培養時間含む)
5日間以内
(微粒子混在のため
微生物の生菌単体の
測定不可)
3日間以内
(微粒子混在のため
ろ過できずに
測定不可)
検出した微生物の生菌回収
可否
(後工程での微生物同定目的)
要チェック
可能
可能
不可
(試薬による
破壊試験)
不可
(試薬による
破壊試験)
可能
不可
(試薬による
破壊試験)
可能
部分的
(蛍光なしでも
観察可能だが
実用は染色前提)
前処理の時間
数分~15分
前後
約5~15分
前後
前培養
48時間後
約1時間
前培養48時間
3時間以内
数分~15分
前後
10~30分程度
数分~1時間
10~30分程度

感度・正確性

検出下限(LOD)
要チェック
10¹CFU/mL
5×10⁰cfu/mL
3×10¹
CFU/mL
10¹CFU/mL
2.5×10¹
CFU/mL
10⁵
CFU/mL以上
10¹CFU/mL
10⁵
CFU/mL以上
正確性
非培養法の場合、培養法と高い相関を持つか
90%以上
生菌のみ検出可能で
あるため、培養法と同等の高い再現性を持つ
前培養の培養条件に異存。従属栄養細菌等貧栄養下でのみ増殖するような微生物の検出は難しい。
ある程度の傾向は
見えるが、結果が
安定しにくい。
補助的用途向き。
培養法
ある程度の傾向は
見えるが、結果が
安定しにくい。
補助的用途向き。
培養法
条件が合えば近い
結果を出せるが、
サンプルや操作条件でぶれやすい。

特徴

検出対象
対象サンプル中の微生物の生菌の増殖後の濁りを目視により検出
対象サンプル中の微生物の生菌を直接観察法にて検出
対象サンプル中のあらゆるATPを検出(間接観察法)
対象サンプル中の微生物の遺伝子を検出(間接観察法)
二酸化炭素吸着による培地色素変化をモニタリングして検出(間接観察法)
対象サンプル中の微生物の生菌を直接観察法にて検出
対象サンプル中の微生物が形成する微小コロニーを直接観察法にて検出
フィルター上の菌体を直接観察法にて検出
運用時の
注意点・
リスク
・短命製品の場合は投与後にしか検査結果が得られない。
・培養条件の異なる微生物に対しては検出漏れのリスクあり。
・前処理で専用バッファへの置換が必須。
・VBNCも検出するため、培養法との結果が一部不一致となる。
・再生医療用途ではノイズが大きく適さない。細胞融解試薬入り培地による前培養期間が2日間は必須。
・環境モニタリングや洗浄確認用途が現実的
・EMA処理で死菌を除去できるのは10⁴CFU/mL前後まで。
・前培養を用いても死菌が多い場合には誤検出リスクあり。
・検出に数日必要 → 短命製品には一部間に合わないものあり。
・抗菌成分含有サンプルでは偽陰性リスクあり。
・サンプル前処理(赤血球除去など)が必要
・「特定菌検出」には使えるが染色されにくい菌について偽陰性リスクあり。
・培養液などの培地が濁るサンプルの場合は判別が難しい。
・抗菌成分含有サンプルでは偽陰性リスクあり。
・血液や細胞培養液では前処理が困難であり適用不可。
・環境水や製薬用水では有効であるが、極小細菌に対して偽陰性リスクあり。

認可

第十七改正
日本薬局方
収載原理
規定の基準法
例示あり
(原理方法はフローサイトメトリー+固相サイトメトリーに該当)
例示あり
特になし
例示あり
例示あり
特になし
例示あり
前処理方法
概要
必要であれば希釈
専用バッファへの
遠心置換
細胞除去→
試薬による死菌ATP除去→ATP抽出
溶菌試薬→
DNA抽出
希釈後培養ボトルへ分注
染色・洗浄
必要であれば希釈
ろ過→固相固定→
染色

各原理の主要製品のご紹介

原理
従来培養法
新原理(AFI法)
ATP法
NAT法(PCR)
CO₂検出法
蛍光染色法
マイクロ
コロニー法
固相サイト
メトリー
RECOMMEND

様々な測定原理を比較調査した中で、
おすすめの最新装置を紹介

ELS 005 PixeeMo-nX

株式会社AFIテクノロジー
PR
前培養不要
生菌を1時間以内で検出
菌体回収可能
微粒子分離技術
画像解析
AI判定
検出時間
細胞培養液の場合 32分
(前処理15分+測定17分)
原理の特徴
生菌のみ検出し、
生菌のまま回収可能
前処理方法
専用バッファへの置換処理
検出下限(LOD)
great
5×10⁰cfu/mL
培養法と高い相関を持つか
great
90%以上
生菌のみ検出可能で
あるため、培養法と同等の高い再現性を持つ

PixeeMo-nXの特徴・
おすすめポイント

圧倒的な検査速度

1時間以内に検査結果を取得できるため、 製品の安全性・品質担保を実現。
「知りたいタイミングで結果がわかる」出荷判断の意思決定を即時化。

高感度検出

独自の電極フィルタ技術「AMATAR™」で、生菌のみを分離・可視化。
AI画像解析が自動カウントまで担うため、再現性とスループットを両立。

世界基準の認可

非培養法の装置では世界初となる「AOAC-PTM認証」を取得。 データインティグリティの要件を満たし、信頼性の高い分析結果の提供が可能。

PixeeMo-nXの安心導入フロー

従来の試験法に対する非劣性や、測定対象サンプルに対する適合性を
ご確認のうえ、購入をご検討いただけるようご提案します。

Step 1

アンケート

現状把握をするため、
アンケートを送付頂きます。

Step 2

サンプル提供

お客様が検査を希望する
サンプルを送付頂きます。

Step 3

特性評価試験

サンプルが弊社原理で測定可能かどうかを無償で確認させて
頂きます。

Step 4

打ち合わせ

特性評価試験の結果を元に
お客様の採用条件(検収条件)をお伺いします。

Step 5

最適化試験

採用条件を達成する為の
プロトコルを確立する有償試験をご提案し、実施いたします。

Step 6

検収条件達成

採用条件をクリアした
プロトコルの報告書をご提出しご説明を行います。

Step 7

再現性の確認

当社大阪事業所にて、
確立したプロトコルの
デモンストレーションを行い、再現性を確認して頂きます。

Step 8

納品

ご採用の意思表示を頂きましたら、納品までのスケジューリングを行い、ご希望の設置場所に据付納品いたします。

PR :株式会社AFIテクノロジー
比較表へ戻る
【免責】